光は生命にとって欠かせないものです。外界から得る情報の約80％を視覚に頼っているといわれる私たち人。
しかし、すべての光がひとの視覚細胞にとって有益ということではありません。

「目に入る光をどのようにコントロールすれば、目にやさしく疲労の少ないレンズが作れるか。」

そのテーマを大切に、私たちはモノマー技術・レンズ成形技術を駆使し、常に新しい機能を持ったプラスチックレンズの開発を行ってきました。

これからも、自社の技術の向上はもちろん、研究機関、大学、化学メーカー、他のレンズメーカーとも協力しながら、光と人の関係にかかわり続け、人々の「視環境の向上」を目指していきます。

ヒトミケアは、医療用等に使われる高機能性レンズを開発、製造しています。その技術力は国内外で高く評価され、大手レンズメーカーにも広く採用。また、その研究力の高さから、大手化学メーカーとの共同研究、開発プロジェクトも数多く実施している、日本を代表するレンズメーカーです。

大量生産品とは異なり、眼鏡用のレンズと同じ樹脂を使い、１枚１枚職人がレンズの型に流し込み、重合（焼き上げ）をするキャスト(鋳造)と呼ばれる方法でレンズを製造しています。丁寧に24時間をかけて焼き上げるため、歪みのないレンズに仕上がります。つまり、眼鏡のレンズとまったく同じ原料、製法できっちり作られた度数0のレンズでネオコントラストは作られています。

この鋳造という製法は、60％が手作業。しかも、その1枚1枚も、しっかり作らないと完成しない、とても手間と暇がかかる製造方法です。 しかし、良い品質のために妥協をせず、熟練の職人たちの蓄積された技術でネオコントラストの製造を続けています。